ASMRについて独自の視点で色々考察している当ブログ。
今回はASMRと瞑想の意外な関係について独自の視点から考えてみます。
瞑想・ASMRの意外な共通点は今に意識を向けること
瞑想は呼吸に意識を向け、息を吸って吐くことに意識を向けることで、精神を研ぎ澄ませることですが、ASMRも自分の好きな音に意識を向けることで、癒しを得ることができます。
つまり、両方とも今現在の体験に意識を向けているということが共通しています。
瞑想・ASMRの共通の問題点-今現在に意識を向けることの難しさ
今に意識を向けるというのは中々に難しいです。
人間は日々色々なことを無意識に考えたり悩んだりしているので、瞑想の途中で何度も過去の嫌な記憶を思い出したり、将来の不安などが無意識に頭の中をよぎってしまい中々上手くいかないという人も多く見受けられます。
全く同じことがASMRにもいえます。
ASMRも音声に意識を集中させるのが難しく、意識が何度もそれてしまうと心地いい気分を味わうことは出来ません。
ASMRで今に意識を向けられるようになるコツについてはコチラ。
個人的な仮説
瞑想が上手くなればASMRをもっと感じられるようになるはず。
瞑想もASMRもマスターするのは難しいですが、まず瞑想が上手くなれば、ASMRをより楽しめるようになる可能性が高いです。
瞑想が上達すると音楽に意識を向ける能力(集中力)が向上し、より音楽を楽しめるようになるという研究があります(※1)。
じゃあASMRも音ということに変わりはないんだから、より心地いい気分を味わえるようになるんじゃないかな?と思いこの説に至りました。
瞑想は呼吸という生きる上での基本になる生命活動に意識を向けることなので、呼吸に意識を向ける感覚が上達すれば、他のどんなことよりも現在の体験に意識を向ける能力が向上するはずです。
瞑想をマスターすれば必然的にASMR音声への集中力も増して、意識が途切れない状態を維持したまま上手くASMRを感じられるようになるんじゃないかな?と考えています。
また、瞑想のコツとしては、不安などで意識がそれてもそのことに意識を向け、少しずつ呼吸に意識を戻していくことです。
どんな人でもほぼ絶対に1つや2つの事が呼吸から意識を反らそうと邪魔してくるので、それに反応してイライラせず、あるがままに受け入れる姿勢が大事になります。
ちなみに、ASMRの研究を翻訳した記事なんかもあるので気になった方はどうぞ。
ASMRの研究 自律神経を整えリラックスさせる効果がある? -
(※1)https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0305735611415144