メンタルがズタボロになった人に対して「とりあえず筋トレしよう」とかいうギャグみたいなことを言い出す人がいますがこれは実を言うと科学的には正しいです。
理由はテストステロンという男性ホルモンの分泌です。
筋トレでメンタルが強くなるたった1つの理由
テストステロンは男性ホルモンの9割を占めていて人間の活力、決断力、自信などに大きく影響しています。
そして、不足するとメンタルがめちゃくちゃ不安定になることが分かっています。
それだけでなく、何もやる気が起きなくなったり、最悪の場合は肥満や慢性疲労などの原因にもなります。
そこで筋トレの登場です。
スペインで行われた実験では20名の若い男性を集めて以下のメニューを週3で合計4週間にわたって行わせました(※1)。
ベンチプレス・シーテッドロー・レッグエクステンション・バックプレス・レッグプレス・カール・プレスダウンをそれぞれ10回3セット。
これを4週間続けた結果、日常的にテストステロンが40%も増え、コルチゾールも24%減りました!
トレーニングを習慣にして続けているとテストステロンが増加しメンタルが安定するだけでなく、ストレスホルモンであるコルチゾールも減っていました。
筋トレをやればメンタルが安定しやすくなるだけでなく、しかもストレスにも強くなる可能性があるわけです。
やっぱり筋トレで大抵の問題は解決するよね(筋肉脳)。
元気になるベストな方法は筋トレ-サプリは基本的にお金の無駄です -
テストステロンの分泌が少ない人の特徴2つ
ここまで読んだ方ならテストステロンがいかに大切か分かったと思うんですけど、テストステロンが少ない人の特徴も2つだけまとめておきます。
テストステロンの分泌量が多ければメンタルは強くなるし、少なければメンタルは弱くなります。
これを知っておけばテストステロンを減らす原因が分かるので対策すれば確実にメンタルが強くなります。
①体型がガリガリすぎる
体型がガリガリすぎるとテストステロンを分泌する役割を持つ筋肉がめちゃくちゃ少ないせいでメンタルを病みやすくなります。
なのであまりにもヒョロっている人は筋トレをすればそれだけでメンタルが劇的に強くなる可能性があります。
筋トレをするかしないかは個人の選択ですが、基本的にガリガリが好きという女性は日本にしかいないのでグローバルに考えたら当然筋トレした方が良いでしょう。
アメリカとかはネタ抜きでガリガリだと舐められます。
あまりはっきりと言いたくないですが事実です。
②体型が太りすぎている
体型が太りすぎている人も脂肪が多いとテストステロンの分泌量が劇的に落ちるので注意しましょう。
男性なら25%以上、女性なら30%以上の体脂肪率があればどう考えても太りすぎです。
肥満などの原因にもなるので気を付けた方がいいでしょう。
もちろん太ったままでも別に気にしていないならそれでも良いと思いますが、その結果病気があなたを襲っても時すでに遅しなので注意しましょう。
(※1)