自宅で本格的な筋トレをするにはダンベル・バーベルが必須です。
今回の記事ではバーベルを選ぶべきかダンベルを選ぶべきかの決め手になるような4つの基準を明確にしたうえで、おすすめの商品も2つずつ紹介します。
ダンベル・バーベルの比較
ダンベルとバーベルを比較する基準は4つあります。
①家のスペース
②可動域(筋肉を動かす範囲)の広さと扱える重量
③持ち運びの良さ
④お金に余裕があるかどうか
それぞれについて具体的に解説します。
①家のスペース
まずは家のスペースについて考える必要があります。
スペースの広さだけで考えると、家がめちゃくちゃ広い人でもない限りは基本的にダンベルを選んだほうが無難です。
バーベルは長さ約1.5~2メートルくらいあるのに対し、ダンベルは30~40cmくらいです。
②可動域(筋肉を動かす範囲)の広さと扱える重量
可動域と扱える重量についても考えておく必要があります。
ダンベルの場合、バーベルと比べると扱える重量は下がることが多いですが、筋肉をしっかり上げ下げさせることができるので可動域を広くできます。
バーベルの場合、ダンベルと比べると筋肉をしっかり上げ下げさせるのは難しいですが、より重たい重量を扱うことができます。
ベンチプレスを例にすると、ダンベルで行うベンチプレスは片手で1つずつダンベルを持って上げ下げするのでバーベルでは下ろしきれないところまで腕を下ろすことができ、より胸の筋肉をストレッチ(筋肉を引っ張ること)させることができます。
一方、バーベルで行うベンチプレスだと両手でバーベルを持っているため、胸につくところまでしかバーを下ろせませんが、しっかりと重量を扱えるのでどちらも一長一短ですね。
ダンベルベンチプレス片手で20キロずつ(合計40キロ)をバーベルに換算すると大体50キロだと思ってください。
③持ち運びの良さ
持ち運びの良さで見ると当然ながらダンベルが便利です。
バーベルは長いので動かすだけでも結構手間がかかります。
④お金に余裕があるかどうか
経済的に余裕があるならバーベルでもダンベルでも自分が好きな方を選べば良いと思います。
基本的にバーベルの方が価格が高い傾向にあるので、あまりお金を使いたくないという方はダンベルを選びましょう。
ダンベル・バーベルのおすすめを2つずつ紹介
自宅で筋トレする人の大半が使っているメーカーであるファイティングロードとアイロテックの商品を比較します。
購入の参考になれば嬉しいです。
ダンベル:ファイティングロード・IROTEC(どちらも60kgセット)
ダンベルに関してはファイティングロードとIROTECでそこまで差がなさそうですが(どちらも約18000円)、前者のメーカーの商品はやや作りがあらかったりするので注意が必要です。
とはいえ普通に使う分には大した差がないかと思います。
※追記:値上がりしてました。
バーベル:①ファイティングロード
ファイティングロードのバーベルは「とにかく安く買えて使えたらいいや」って人向けですね。
塗装がちょっと剥がれ落ちたり買ってから数日間ペイント臭が部屋中に漂うので、そういったことが特に気にならない方にはおすすめです。
見た目もバーベルにしてはいまいちな感じです。
イメージとしてはこんな感じです。
バーベル:②IROTEC
IROTECは価格が高くなる分、見た目や塗装がしっかりしています。
お金に余裕があって、見た目に拘りたい方はこちらがおすすめです。
ダンベル・バーベルだけでは十分な筋トレはできない
ダンベルやバーベルだけを持っていてもフラットベンチがないとベンチプレスなどの基本的なトレーニングを行うことができません。
さらにバーベルの場合はセーフティラックが必須です。
ここではおすすめを1つずつ紹介します。
フラットベンチのおすすめ
自分の家でも使っているリーディングエッジというメーカーのフラットベンチは座り心地もデザインも申し分ないレベルで価格も良心的なのでおすすめです。
もう3年使っていますが特に問題は起こっていないので耐久性は大丈夫そうです。
リクライニングできるベンチ台もありますが、ぶっちゃけあんまり役には立たないです。
セーフティラックのおすすめ
セーフティラックはジムだけでなく家でもベンチプレスするためについ最近買ったFIELDOORというメーカーの商品をおすすめします。
使ってみた感想ですが、ややバーべルをラックに戻しにくいところ以外は特に問題がないかなという感じでした。
プレートとラックの間の隙間が小さいので、最初に入れるプレートは5kgなどの小さいものにしておくとラックに戻しやすくなります。