体脂肪を落とすために知っておきたい2つの大原則

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体脂肪を落としたいなら最初に覚えておきたいのが以下の2つです。

①カロリー収支 ②体重の減少≠体脂肪の減少

それぞれ具体的に解説します。

 

①カロリー収支

カロリー収支というのは食べる量と消費するカロリーのバランスのことです。

食べる量が消費するカロリーを下回っていれば痩せますし、逆に食べる量が消費カロリーを上回れば太ります。

カロリー摂取量>カロリー消費量(基礎代謝と運動での消費カロリー)なら太る。

カロリー消費量(基礎代謝と運動での消費カロリー)>カロリー摂取量なら痩せる。

結局のところ糖質を制限したところでカロリー収支がプラス、つまり食べる量が消費カロリーより多かったら痩せることはありません。

まずは食べるものは気にせず、食べる量を減らす

三大栄養素のバランスに関係なく、カロリー摂取量が多いか少ないかで太るか痩せるか決まります。

もちろん健康のことを考えたら栄養バランスは大事ですが、毎日マックでハンバーガーとポテトを食べていても、摂取カロリーより消費カロリーが多い生活を送っていれば余裕で痩せることが出来ます。

めちゃくちゃ当たり前すぎることですが、なぜか知らない人が多いです(笑)

とにかく、体脂肪を落とすにはカロリー収支を知らないとほぼ確実に失敗します。

太るかどうか痩せるかどうかの9割以上はカロリー収支に依存しています。

しかし注意点があり、食べる量を極端に減らすと悲劇が起こります。

②体重の減少≠体脂肪の減少

「体重が減った!けど見た目がなんか悪くなったような...」と思った方は体重が減ったから体脂肪も減ったという勘違いをしてしまっているようです。

この2つは必ずしもイコールではなく、極端にカロリー摂取量を落としてしまうと筋肉量ばかりが落ちて体脂肪が全く落ちずにガリガリになってしまいます。

それだけでなく、筋肉量が減少したことにより基礎代謝が一気に落ちてしまいリバウンドします。

拒食症の人はおそらくこういった正しい知識を持っていないがためにダイエットに失敗するんだと思います。

食べないダイエットは絶対にありえないです。

例えば、基礎代謝が1500kcalで運動で消費するカロリーが300kcalの人なら消費カロリーは1800kcalですが500kcalしか食べないなどの極端な食事制限をすると悲惨な結果が待ち受けています。

理想だったはずの引き締まった体型になるはずがヒョロヒョロな感じになってしまい、最悪の場合「努力しても上手くいかないんだ!」と思い込みメンタルを病む可能性があります。

努力するのは大切ですが、正しいやり方で目的に沿った努力をしないと何の意味もありません。

ダイエットにおいても努力の方向性(少しずつ摂取カロリーを落としていく)が大切です。

※これは完全入門編なのでもっと詳しく知りたい方は「絶対知っておきたい5つのこと」、めちゃくちゃ詳しく知りたい方は「6つの知識」をどうぞ。

ダイエット初心者が絶対知っておきたい5つのこと -

筋トレ-減量に必要な6つの知識 -

栄養管理のピラミッド表

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栄養管理の重要性はこの表を見れば一目瞭然です(※1)。

まずはカロリー収支が一番大事で、三大栄養素のバランスまでしっかり守れていれば最低限の栄養管理は達成です。

ビタミンミネラルなどの微量栄養素や食事のタイミングは二の次で、サプリメントの摂取は最も優先度が低いです。

だけど世間一般では怪しい情報に騙されて、食事をないがしろにしてるのにサプリを買っちゃう人がいるわけですね。

とりあえずLevel3まで守れていれば健康上は何も問題ないと思いますし、サプリメントを摂取するなら亜鉛・ビタミンDなど不足しやすい栄養素だけに限定しないとお金がもったいないです。

 

(※1)画像はアスリートボディ様より引用させて頂きました。

HMBはお金の無駄