筋トレで何かを目指す必要はあるのか?

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筋トレをやっていると「何を目指しているの?」というバカにしたような質問をしてくる人の心理、そもそもなぜこのような質問が生まれるのかを真剣に考えてみた。

 

筋トレで何かを目指す必要はあるのか?

あと身体鍛えてたり、食事制限している人に「何目指してんの」って聞く人いるけどどんな答えが欲しいんやろ笑(@faridyu)

先ほど、ダルビッシュさんがこのようなツイートをされていました。

自分は3年間筋トレ・パワーリフティングを趣味で続けていますが、個人的にもずっと疑問に思っていたことなので、自分なりの考えをまとめます。

何かを目指すのが美徳だと思っている?

そもそもこのような質問をする人は、「筋トレをしている人は何かしらの目的があって、そこを目指しているに違いない」という思い込みを抱えている気がします。

疲れにくい身体を目指している人、BIG3のマックス重量を更新させたい人、競技力を向上させたい人など様々な目的を持った人も確かにいますが、単純に楽しいから筋トレする、終わった後の達成感が心地良いから筋トレするという理由ではダメなのでしょうか?

そもそも、なんとなく楽しいからサッカーをしている人やテニスをしている人に対して「一体何を目指しているの?」とは言わないはずです。

このことからも、やはりフィットネスというのはいまだに偏見があるのかなと感じますね。

自分の場合はBIG3の挙上重量アップ・疲れにくい身体を主な目的として筋トレを行っていますが、それよりもやりがいがあるから・楽しいから続けています。

ただの嫉妬の可能性もある

やはり筋トレを継続して成果を出せる人というのは限られています。

おそらく人口の95%くらいの人は筋トレを数年に渡って続けることができません。

なので、そうやって地道な努力を積み上げることができて、筋肉も見違えるほどに発達した人に対して、「なんであいつだけ!ずるい!」という嫉妬心からこのような意地悪な質問をしてくるのではないでしょうか(笑)

もしそうだとしたら、かなり残念ですよね。

筋トレは正しいやり方で継続すれば結果が保証されているようなものなので、嫉妬したり、足を引っ張る暇があったら自分を成長させれば良いのにな~と思ってしまいます。

次に、なぜこのような質問が生まれるのかを考えてみましょう。

そもそも日本では筋トレに対する認識が甘い

そもそも日本では健康のため、楽しむために筋トレをするという考え方がそこまで浸透していません。

フィットネスブームとは言うものの、いまだにジムで筋トレをしている人は少数派でドレッドミルでジョギングしたり、エアロバイクを漕いでいる人が大多数です(アメリカでも少数派だけど日本ほどではない)。

アメリカなどのフィットネス大国では、ガチで筋トレをしている人(ビルダーなど)に対して、「何を目指しているの?」というような質問をする人はまずいないでしょう。

なぜならフィットネスという文化がしっかりと根付いているからです。

筋トレ・適切な食事・ストレス管理・睡眠を取ることが何よりも健康への近道だということを理解しています(ボディビルまでいくと健康とは言えないけど笑)。

また、筋トレそのものを思いっきり楽しむという雰囲気も感じ取れます。

日本では筋トレ=しんどい、疲れるという印象かもですが、アメリカでは筋トレ=人生を豊かにしてくれるものという印象です。

また、海外では筋トレのことをトレーニングではなくワークアウトと呼ぶことが一般的です。

前者はやりたくないことを強いられているというニュアンスで、後者は身体を動かして楽しもう・イキイキとした瞬間を過ごそうというニュアンスがあります。

そもそもの認識に違いがあるから、このような質問が生まれるのではないでしょうか。

筋トレが最も効率良く健康的になれる、痩せられるのに筋トレをしないのはもったいない気がします(山ほどエビデンスがある)。

もちろん、考えを押しつける気は全くないですよ!

自分に合った運動をするのがベストなので!

 

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