筋トレをこれから始める人や、筋トレの知識をもっと増やしていきたい人におすすめの本を6つ紹介します。
「これからトレーナーを目指したい!」という人にも使える内容です。
筋トレのおすすめ本6つ
まずは筋トレで必要な知識を大別すると、6つあります。
①栄養学
②解剖学
③運動生理学
④トレーニングプログラム
⑤トレーニングの適切なフォーム
⑥マインドセット(考え方)
筋トレを趣味として行っていく方でも、①・④・⑤は最低限でもいいので理解しておくことをオススメします。
筋トレを本格的に行っていきたい方・トレーナーを目指している方は①~⑥までをしっかりと学んでおけば、本格的なトレーニング・栄養管理を行えるようになります。
※さらに深くトレーニングを知りたい方は論文や海外のフィットネス情報なども調べていきましょう。
栄養学の基本が分かる本
栄養学について基本的なことを抑えておくと、筋肉をつけるために必要な食べ物、栄養管理が分かってくるので、めんどくさいかもですが、一度は学んでおくと後になって色々と得をします。
三大栄養素・ビタミンミネラル・繊維という言葉を聞いて、いまいち区別が良くわからなかった人はこの本をよんで最低限の知識を拾っておきましょう。
食品ごとに含まれている栄養価なども細かく表示されている点がナイスです。
除脂肪メソッド
痩せたいなら必見レベルの知識がめちゃくちゃ書かれてます。
痩せるためのカロリー計算方法や三大栄養素のバランスなどの基本知識だけでなく、チートデーやHIITなどのダイエット停滞期を乗り越えるテクニックまで取り扱われており、とても実践的な内容です。
ただ、問題点というかちょっと突っ込む必要があるかな~と思うのは、筋トレを行ったうえでダイエットをすることが前提の内容になっていることです。
筋トレダイエットってやつですね。
なので、普通に食事だけで痩せたい方には不向きかもしれません。
ダイエットのカロリー計算法もボディビルやフィジークで使われてるものなので、ハードな運動を日頃からやっていない方なら、もっと食事の量を減らした方が良いはずです。
そういった方でも学べることは色々あるかもしれませんが、他にも自分に合った本があると思います。
筋肉のしくみ・働き方事典
これ1冊で解剖学についてスムーズに理解できます。
イラストが詳細に描かれており、各筋肉の働きが理解しやすいです。
それぞれの筋肉がどのような動きをするか理解しておくと、実際のトレーニングでも筋肉の動きを意識しやすくなります。
めんどくさいですが、解剖学は一通り抑えておくことをオススメします。
入門運動生理学
この本は筋トレの基本知識(筋肉の構造・筋肉の働きなど)を学べます。
ただ、理論的なことが多いので正直読んでてつまらないですし、説明も雑なところが多いので、今からトレーニングの知識を増やしていくならこの本を買う優先度は低いかもしれません。
内容が無駄に長いので、必要な情報だけを拾っておけば良いと思います。
そして、この本に書かれている内容は古い情報も多いのが難点。
ぶっちゃけ、調べる手間を惜しまないという方ならネットで調べていった方が分かりやすく、スムーズに理解が進むかもしれないです。
自分から勧めておいてこんなこと言うのもアレですが(笑)
スターティングストレングス
スターティングストレングスを読めば、代表的な筋トレであるBIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)を中心としたコンパウンド種目(複数の関節を使うトレーニング)の重要性が分かります。
また、どのようなフォームでBIG3を行えば安全かつ効率的な動作で行えるかを徹底的に解説している本です。
そのほかにも具体的なトレーニングプログラムや食事の取り方なども紹介されており、
筋トレ初心者~上級者問わず誰が読んでも学べることが1つはあるはずです。
今年に入って日本語版が発売されましたが、価格が高いので英語が読める方は英語版を購入した方が良いでしょう。
筋トレが最強のソリューションである
ツイッターで有名な某社長の本です。
彼の人気ツイートのまとめが本書の内容です。
ネタ発言のオンパレード&筋トレで大切なマインドを学べるという、緩急のついた内容が良いな~と思います。
筋トレはペットの飼育みたいなもんといった謎の例えや、バーベル・ダンベルに話しかけるという迷言まで豊富にあるので、読んでて楽しいです(笑)
個人的に、面白さという点ではこの本が断トツに感じます。
内容の濃さではスターティングストレングス・除脂肪メソッドに軍配が上がりますけどね!
ちなみに、この名言はしびれた。
周囲の期待に応えようと自分を偽るな。
自分らしく生きて、それでもまだ自分のことを好きでいてくれる人を大切にして生きればいい。
自分偽って好かれたって仕方ないだろ?
一匹狼上等だ。
自分を偽るのではなく、心の底から変わりたいって思う日が来る。
その時は勇気を出して頑張れ。
手始めに筋トレから。
最終的には「筋トレやろう!」って流れに持ってくところが好き。