イライラすると筋肉が減る? ストレスホルモンと筋肉の密接な関係

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たまにボディビルダーやフィジーク選手が「僕は筋肉のためにイライラしない」などという哲学的なことを言い出します。

これはどういうことなのでしょうか?

 

イライラすると筋肉が減る?

ストレスが溜まりすぎるとコルチゾールというストレスホルモンが活性化します。

コルチゾールは血糖値を上昇させ身体を緊張状態にさせることで、短期的にはパフォーマンスを上げてくれるいいやつでもあるんですが、あまりにもコルチゾールが蓄積すると疲労感の増加やテストステロンの減少が起こり、最悪の場合は筋肉量の減少や慢性疲労、果ては自律神経失調症や糖尿病だけでなく老化の原因にもなります。

トレーニングに関してしっかりと学んでいる人は当然このことを知っているので、「コルチゾールのためにイライラせんようにしてるねん」みたいな一般人には意味不明な発言をします。

クレアチンを取る

クレアチンはコルチゾールの分泌を抑える可能性があります(※1)。

アスリートを対象にした実験でトレーニング後にクレアチンとプラシーボの糖質をとるグループに分け6日間飲んでもらったところ、クレアチンを取ったグループはコルチゾールが減少しました(クレアチン18.3%の減少。プラシーボ15.5%)。

特に運動をよくする方は取っておいた方がよさげ。

運動は適度にやる

運動をやりすぎると活性酸化が増えてコルチゾールが増えますし、逆にやらなすぎてもだめです。バランスが大事なので週2~3回の運動がベストでしょう。

睡眠不足

睡眠不足は頭が悪くなったり集中力の低下や孤独感の激増など恐ろしいデメリットばかりですが、コルチゾールも上昇します。

栄養の不足or摂りすぎ

カフェイン・アルコール・ジャンクフードなどに入っているトランス脂肪酸は取りすぎるとコルチゾールが増えます。

ビタミンCや食物繊維は不足しちゃうとコルチゾールが増えます。 

(※1)http://www.annexpublishers.com/articles/JNH/volume-1-issue-2/Short-term-Creatine-Supplementation-Suppresses-the-Cortisol-Response-to-a-High-Intensity-Swim-Sprint-Workout.pdf

 

www.asmr-workoutdaisuki.com