筋トレ上級者のほとんどは知っているであろう良書-スターティングストレングスの日本語版が今年になってようやく発売されました。
正しい筋トレを知りたい方は必見の内容です。
スターティングストレングスで正しい筋トレ方法を知ろう
突然ですが、日本のスポーツトレーナーは「ええ~そんなデタラメなこと言っていいの?」と思ってしまうような人が結構います。
例えばBIG3の正しいフォームさえ知らなかったり、脂肪を落としながら筋肉をつけるという基本的には不可能なことを堂々と誰でも可能だと言い出したりします。
トレーナーを自称していいのか疑問には思いますが...
というわけで、そんな日本のフィットネス業界の発展を加速させてくれそうな良書を紹介します。
こちらの本はスターティングストレングスという正しい筋トレ知識・経験を持っている人の間では有名な本です。
もともとは海外版しか存在していなかったんですが、最近になって日本語版も出版されました。
スターティングストレングスとは?
スターティングストレングスは代表的な筋トレであるBIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)を中心としたコンパウンド種目(複数の関節・筋肉群を使うトレーニング)がいかに大切で、どのように行えば安全かつ効率的な動作で行えるかを徹底的に解説している本です。
そのほかにも具体的なトレーニングプログラムや食事の取り方なども紹介されており、
筋トレ初心者~上級者問わず誰が読んでも学べることが1つはあるはずです。
BIG3に対する誤った認識が日本で蔓延している件
日本の筋トレは本当に古い情報が多く、BIG3などのバーベルを扱う種目があたかも危険で怪我をしやすいというような発言をする人も多いですが、正しいやり方で行えばこれほど身体機能や筋肉の発達に効果的なエクササイズは他にありません。
世界中で数百万人もの人がBIG3を実践しているという事実がそれを証明していると言えます。
個人的に参考になったポイント2つ
この本の中で自分が参考になったポイントをまとめておくと2つあります。
1つめはデッドリフトのフォームです。
とても難しい種目と呼ばれるデッドリフト。
①上げる時に膝から先に伸ばして最後に股関節を使って引き上げる
②下ろす時は逆に股関節から下げていって最後に膝から下ろしていく
こういった安全に行ううえでとても大切なテクニックが画像つきで解説されています。
2つめはアンダーソンスクワットという種目です。
これは僕自身この本を読んで初めて知ったんですが、セーフティにバーベルを置いた状態からスクワットを繰り返す種目です。
アンダーソンスクワットの特徴は、反動を一切使わずにバーベルを挙上することで、スクワットの下ろしてから切り返してあげる瞬間の動作で力が入りやすくなることです。
これをメインのスクワットが終わった後に2~3セット行ったおかげでスクワットのマックス重量(一回ギリギリ挙がる重さ)がかなり伸びました。
この本を読むならこの3つの動画もセットで
ShoFitnessさんのBIG3の解説動画はスターティングストレングスに書いてあることを参考にしてあるので、動画で正しいフォームを視覚的に理解できます。
この本で詳細を把握しつつ、実際にトレーニングのフォームを自分で練習する際にはこの動画を見ながらやるのがおすすめです。
【初心者】正しいベンチプレス講座【筋トレ】 - YouTube
【初心者】正しいスクワット講座【筋トレ】 - YouTube
【初心者】正しいデッドリフト講座【筋トレ】 - YouTube
また、当ブログでは筋トレ初心者に向けた記事もあるので、これから始めたいけど何からやればいいのか分からない方はこちらの記事をどうぞ。